法人化して一番変わったのは「お金の考え方」でした
法人化すると、「節税」や「社会保険」といった話題をよく目にします。
もちろんそれらも大きな変化でした。
でも、半年ほど会社を運営してみて一番変わったと感じたのは、お金そのものではなく「お金との向き合い方」でした。
今回は、実際に法人化して感じた変化について書いてみます。
法人化を考えたきっかけ
法人化を考え始めた一番のきっかけは、節税を意識するようになったことでした。
個人事業主として仕事を続ける中で、年商が1,000万円を超え、消費税の2割特例が使えなくなるタイミングでもありました。
もちろん、それだけが理由ではありません。
今後は受託開発だけでなく、自社サービスにも挑戦していきたいという思いもあり、会社として事業を成長させていきたいと考えるようになりました。
贅沢しているわけではないのに、お金が残らない
個人事業主の頃は、贅沢をしているつもりはありませんでした。
それでも、
「思ったより手元にお金が残っていないな…」
と感じることがよくありました。
売上は増えているのに、税金や社会保険、将来支払う予定の消費税などを考えると、自由に使えるお金は思ったほど多くありません。
数字だけを見て安心できないことを、身をもって実感しました。
確定申告が毎年憂鬱でした
個人事業主の頃も事業用の口座は分けていました。
ただ、それでも
- 生活費
- 家賃はどこまで事業利用なのか(家事按分)
- 消耗品になるのか
- 事業経費なのか
- 予定納税
- 消費税
- etc....
など、毎年確定申告の時期になると確認することがたくさんありました。
「これはどっちだっけ?」
と仕分けをしながら作業を進めるのが毎年のように憂鬱でした(笑)。
法人になると会社と個人がはっきり分かれる
法人化して一番良かったのは、お金の流れがとても分かりやすくなったことです。
会社のお金は会社。
個人のお金は個人。
当たり前のことですが、この区別がはっきりしたことで、お金の管理がかなり楽になりました。
法人口座や法人カードを利用するようになり、会社で使ったものは会社から支払うという流れが自然にできています。
家計全体で考えるようになった
法人になると、役員報酬も考えなければなりません。
「毎月いくら受け取るのが良いのか」
「社会保険料とのバランスはどうか」
「家計全体ではどうすれば可処分所得を増やせるのか」
個人事業主の頃にはあまり考えなかったことを、法人化してからは自然と考えるようになりました。
現在は妻に経理や事務を手伝ってもらい、扶養の範囲内でパートとして働いてもらっています。
会社だけではなく、家計全体でどのような形が自分たちにとって一番良いのかを話し合い、現在の形に落ち着きました。
今はこの形で落ち着いていますが、「これが正解!」というより、その時々で一番良い形を考えていくことが大切なんだなと感じています。来年以降は会社の状況や制度も見ながら、また違う形になっているかもしれません(笑)。
税理士さん選びも大切でした
税理士さんはfreeeの紹介サービスを利用しました。
何名か面談をしましたが、「こうしてください」と一方的に進めるタイプではなく、こちらの話を聞きながら一緒に考えてくださる方が自分には合っていると感じ、その方にお願いしました。
顧問料も良心的で、毎月freeeの内容を確認していただき、困ったことがあれば気軽に相談できています。
決算や申告などは別途費用になりますが、事前に料金も明確だったので安心してお願いできました。
お金を管理する仕組みを作ることが大切
個人事業主の頃は、自分一人で何とかしようとしていました。
法人になってからは、
- freee会計
- freee人事労務
- 税理士さん
- 法人口座
- Amazon Business
など、便利なサービスや専門家の力を借りるようになりました。
もちろんコストはかかります。
それでも、本業に集中できる時間が増えたことを考えると、必要な投資だったと感じています。
まとめ
法人化して一番変わったのは、お金の考え方でした。
売上を増やすことだけではなく、
「会社のお金」
「個人のお金」
「家計全体」
を一緒に考えるようになったことで、お金との向き合い方そのものが変わった気がします。
まだ法人化して半年ほどですが、これからも仕組みを整えながら、事業を少しずつ成長させていきたいと思っています。

